プラネテス 第3回 帰還軌道

原作にもあった宇宙葬のカプセルがデプリ化という話。原作ではここで初めてタナベが登場するのだが…。
「愛がたりませんよ!」という言葉とともに、カプセルを回収しようとするタナベ。うーん、他人の心をずかずかと土足で踏みあらし、善意を振り回して行動した挙げ句、とりあえす結果だけがオーライ。この型、どっかで見たなあ、と思ったら…朝の連続ドラマが近年こんな主人公ばっかりだった。ひたすら苦手なので、見ないようにしているんだが…。
原作マンガと台詞も展開もほぼ同じなのに、実際にアニメ声優声でセリフとして聞いてしまうと、タナベの行動の無神経さのほうが際だってしまう。
また、物語がタナベのほうに視点をあわせているために、余計に言葉がうわすべっているような気がする。遺言と生命保険騒ぎのほうも含めて。