キル・ビル

キル・ビルについてもう少し。
もちろん、私がああいったグロなシーンがダメだというのもあって楽しめなかったんだが…。それは好みの問題だ。(限りなくチープになっていく乱闘シーンそのものよりも、最初の頃のほうがダメだなあ。わかってて行ったんだから自業自得だけどさ)
それでも、金髪の美しい女戦士の復讐物語、迎え撃つは黒髪のサイコなヤクザの姐さん、という設定で、もっとかっこいい話が出来上がるんだよなあ。脳内で。
どこかリアルなところとシュールにすべきポイントが違っている。その両方が噛み合っていない不協和音が最後まで消えなかった。「そこがいいんですよ。」といわれればそれまで。
あ、ゴーゴー夕張は確かによかったです。荒廃したイメージが。