[映画]バイオハザードII・アポカリプス
公式 http://www.sonypictures.jp/movies/biohazard2/fla/op.html
ゲームもやったことがなければ、前作も見ていない。たまたま手元に誕生月プレゼントのタダ券があったから、ふらりとはいった劇場。少なくとも、「エクソシスト・ビギニング」のほうは怖そうなのでパス。ま、バイオのほうもゾンビものなので、もし怖かったら途中で逃げ出そうと準備をしつつ見ることに(本当に腰抜けだな>ヲレ)
結論を言うと、確かにゾンビはでてくるもののホラーじゃない。でてくるゾンビもわりとぐちゃぐちゃしていないせいか、ホラー苦手な私でも平気。そういう残酷なシーンもないことはないが、どこか生々しさに欠けている。いや、これは褒め言葉じゃないんだが、まあ、私にはそれが幸いした、ということ。なんとなく伝説のゾンビ映画バタリアンを思わせるな。あれもコワイという感じはなかった。
それよりは、がんばっている主役のおねえさん二人の格好良さが楽しめる。ミラ・ジョヴォヴィチのアリスもシエンナ・ギロリーのジルもお素敵です。とはいえ、この二人の性格やら外見なんかが、かぶっているのは惜しいかも。ジルはゲームの中の重要キャラということだけど…。(それにしてもジル姉さん、ソンビが徘徊する場所にその格好は露出度高すぎ。)
アクション・シーンが長いので、どんなに映像で誤魔化しても、やはり本人がかっこいいかどうか、「戦い」ができるかどうか、というのは如実に表れる。それはワイヤーで吊ろうが吊るまいが同じこと。すっと銃を構えるシーンだけでも、それは現れてしまう。そこらへん、アリスは実にかっこよかった。ちょっと無敵すぎるほど強いんだけど、わりと目が恐怖にひきつっているので、そのアンバランスさも魅力。
教会がでてきたり、墓場で突然足を取られたり、舞台が学校の理科室だったりと、古典的なソンビ映画を踏襲しているところもなんとなくにやりとさせるところ。本当は彼らは細菌の感染者でオカルティックなゾンビじゃないんだが…。
近頃のハリウッド映画の流行どおり、続編を用意しつつのラスト。ちょっと面白げなので次も見に行っちゃうかも。
それはそうと、ロバート・ゼメキス監督の「ポーラー・エクスプレス」の予告があっていたけれど…。こっちのほうが怖かったです。フル3Dの使い方を間違えていそうな予感。
http://www.polar-express.jp/