アラジン

アラジン スペシャル・エディション
ディズニーアニメ映画の最高傑作の一つアラジン。満を持してのDVD化。天才ロビン=ウィリアムスの、エンターテナーとしの力量がいかんなく発揮された、人を楽しませるための映画。まあ、変幻自在、古今東西のパロディ、地口、ダジャレでしゃべくりまくるジーニーを煩いと思ってしまえばしまいだが…。
感心したのが、DVD版ではビデオ版にあったピクセル浮きがすべて消去されている点。当時のCG技術では、アップにするとピクセルが見えちゃっていたんだよね。多分そこだけCGを作りなおしたんじゃないかな。(映像のリマスターでなんとかなるのかもしれないけれど。)致命的な欠点ではないにしろ、DVDで手直しが入っていたのは、この映画全体の完成度を上げているので素直に拍手だ。
今回、日本語吹き替え版が入っているのに興味を持って一応チェック。ううう、羽賀研二のアラジンがつらすぎ。天才ロビンを向こうに回して、山寺宏一ジーニーは確かにがんばっているし、訳しにくいマシンガントークの地口やだじゃれを必死で訳した翻訳者もえらいとは思うのだが…。主役で全部おじゃんに。誰か他にちゃんとした声優いなかったんだろうか?