ウルトラマンネクサス 第19話

新たなるビースト、ゴルゴレム。別の空間に逃げ込む能力を持つビーストに傷つき弱ったウルトラマンは対抗できない。このビーストに対抗するために、ベッドタウンの住民をおとりに「クロスフェーズ・トラップ」を仕掛けるTLT。限界時間180秒のぎりぎりの作戦が始まる。
一方、すでに受けた傷を癒すことのできない姫矢は、ストーンフリューゲルとともに墜落し、そこに通り合わせたカメラマンたちに助けられる。しかし、そこへゴルゴレムが作戦におびきだされて…。

立ち去ろうとする姫矢に、「我々とともに戦う気はないか?我々の目的は同じはずだ」と尋ねる和倉隊長。「では、俺の戦う目的を教えてくれ」と孤独に背を向ける姫矢。くー、かっこいい、というか。姫矢役の役者さんは必ずしも器用ではないけれど、それが逆に台詞一つ一つに重みを与える。
トラップをしかけての大作戦ということで、ウルトラの基本に立ち戻るTLT。がんばってます。なんといっても、こういう作戦に燃えるのがゴジラから始まる怪獣モノ。孤門もしっかりと作戦遂行しているし。おお、ネクサスも結構しっかりしてきたじゃーん、と思ったのもつかの間、喰われちゃう上昇志向の強いカメラマン。ああ、やっぱり鬱展開ははずせないのねん。
助けた人に、関わった人に本人の意志とは正反対に不幸をふりまいてしまう姫矢。しかも、身体のほうはボロボロ。どうなっちゃうんだろうねえ。
来週はベッドタウンの灯りを背に、背水の陣で戦うみたいだし。