再び地震

福岡西方沖地震から一ヶ月。余震が起こることも間遠になり、起きても感じられるか感じられないか、という感じで、ああ、終息したんだな、とほっとしていたら、いきなり朝大きな揺れで目を覚まされました。まさしく不意打ち、「サプライズー?」という感じ。やっぱり神様はQ連続体みたいな性格しているんじゃないかな。
しかし、早朝の地震というのは、本当に何もできないということが身にしみる。ふとんにしがみついて、悲鳴を上げるしかないわけで。眠りから目を覚ましたばかりで身体のほうは全然動かない。やあ、自然の力の前には無力なモンだ。
早速テレビをつけると、速報がはじまる。ろくな情報がないからか、アナウンサーの喋る一般的な心得みたいなものは、なにか余計に不安を煽っているようで。
とはいえ、ショックも癒えたところで、いつも通りの毎日が始まる…はずだったんだけど…。地下鉄の駅につくとやたら多くの人が携帯片手にたむろっている。みると全面運行停止の看板。ありゃりゃ、地下鉄止まっちゃったんだねえ。携帯で配偶者に連絡をしようとするも、電話も通じない。
バスで行くべきかどうかを悩みつつ、どうせバスで行っても遅くなるのは決定なので、配偶者を待つことにする。彼がきたところで、丁度地下鉄の運行は再開され、バスに乗らなかったことは大正解。なにしろ地下鉄が止まったので地上の道路のほうはほとんど動かないような渋滞が続いているみたいなのだ。
さて、これでもう大丈夫、と思いきや、変なサイレンがなり天神の駅の手前、赤坂あたりで地下鉄は止まる。アナウンスがあるまで何が起こったのかわからないのだが、どうも大きな余震だったらしい。地下鉄の中ではまったく何も感じないもんだなあ。ま。もともと揺れているし。
地下鉄はそこで一旦停止。時間をおいて徐行運転。一回乗り換えを待つ時間も含めて、職場にたどりついたときには2時間半近くたっていて…。どっと疲れがでました。