身辺雑記 カナダ旅行記その2

ケベックシティは、世界遺産にも登録された歴史の街。開拓時代にイギリスとフランスがこの街を舞台に大戦争を繰り広げた、その名残で旧市街の街全体は石の城壁に囲まれ、セントローレンス川を砲台が睨む。
丘の上には当時の古城が建っていて、現在はホテルになっている。
そんな、すてきな観光地なんだけど。
残念ながら、現在は観光シーズンじゃない。真夏の避暑と、秋の紅葉は素晴らしいだろうねえ、という感じ。氷雨が降るので、街を歩くのも一苦労だし。
歴史の街は、目前のシーズンを睨んで現在一生懸命手をいれいている途中らしく、外壁工事のラッシュ。
街は確かに重厚なヨーロッパ風で、きれいに整備されている。ただ、きれいに整備されすぎていて、どこか「ハウステンボス」っぽい。いや、日本の急造の観光地になぞらえてはさすがに失礼ではあるのだけど。でも、なんとなく人工的な感じがするのだけは否めないのだ。