身辺雑記 カナダ旅行記その3

フランス語圏なので、みんなフランス語をしゃべるし、街の標記もフランス語。でも、さすがに観光地なので、観光客に対しては英語を喋ってくれる。そこはそれ、頑固極まりないフランス人とは違うのだ。
後、コーヒーが違う、かな。決してまずくはないけれど、ヨーロッパの腰の強いどっしりとしたコーヒーを期待するとがっくりすることになる。なんといってもここはアメリカの隣なので。
真っ昼間からカフェに陣取って新聞読んでいる正体不明のおじさんたちもいない。勤勉なるカナダ人は、とてもきちんとしている。通勤ラッシュを賢明に車を坂道発進させている。
冷たい雨に閉口していたら、いつのまにか見事に晴れた。今度ばかりはその神通力も限界かと思った「とくたれ」効果は健在の様子。ケベックの神様はフランス語を喋るので、「でし」言葉を覚えてもらうのに時間がかかったんだとか。
晴れた日はローレンス川を望む公園を散歩するのはとても気分がいい。乾いた空気がとても爽やか。ああ、日本に帰りたくない。