カナダ旅行記 その5

要するに、ネイティブカナディアンやイヌイットが平和に暮らしていた土地なのに、フランスとイギリスがメンツ争いを繰り広げた古戦場。
その結果フランスが大敗。フランス系の住民はそのまま不遇をかこつことになるのだけど…。1967年の静かなる革命で、フランス文化への誇りをとりもどし、ケベック州はフランス文化圏となりました、めでたしめでたし。ということらしい。いろいろとつらい歴史はあるわけだ。
でも、歴史は歴史。今は今。
なんとなく、住んでいる人たちがとても穏やかで、健全そうなのがカナダ。この世に理想の場所などありはしないのはよくわかっているが…疲れた顔した日本人にとっては羨ましい気はするよね。