ウルトラマンネクサス 第34話

都市部にビーストが現れる。しかも、燐を狙って。一方自分たちさえ記憶操作をされていたことを知った孤門たちNR隊員は…、と、クライマックスに向かって物語は見えない。
いや、ホント、あと3回で終われるのかよー、と。
燐を監視していた黒服の男の正体も明らかに。「プロメテの子」への遺伝子提供者、海本。来訪者へのコミュニケーションのためのクラスAの超能力者、ということだけど…。まあ、出てくるのがちょっと遅かったかなぁ。彼の背景や、特効薬ラファエルを隠れて作っていたなどということも、かなり描写不足のような。
どれが短縮による影響なのかは見極めにくいところだけど…SF要素がてんこ盛りなのに、駆け足の描写になってしまっているのが本当に残念。
それでも、最後の力を振り絞って、人々を守ろうとする燐の切ない笑顔だけで、よしとするか…。
「約束」をしながら愛娘の記憶消去を受け入れなければならない松永管理官。いや、ホントにいい演技だと思う。松永管理官はあやしくて、しかもその行動や言動の振幅が激しいんだけど、その揺らぎが家族への愛故、という感じで…。泣けるよね。