ウルトラマンマックス「アカルイセカイ」

大変失礼な話だが、初めてウルトラマンマックスを面白いと感じた。というか、まあ、そう思わせたのが、たったひとりの俳優の演技なんだから、ドラマってもんは水物。
ある日突然現れたもう一つの太陽。これによって、「夜」というものがなくなり、世界は大混乱。一方DASHの本部には、「シャマー星人」と名刺片手にヘンなオヤジが乗り込んできた。このふざけているのに、実体が無く触れることすらできない相手に、マックスもDASHも大苦戦!というお話。
アカルイセカイの割に、なんだかとっても残酷な展開。ビルはなにげに大破壊されるし。シャマー星人は狡賢いし。(褒め言葉)
まあ脚本や設定にアラがないわけではないけれど、名刺を持ってやってくる、人を苛つかせることで心理を操る親父型異星人の迫力だけで、見るものを引き込んじゃうね。
だからキャラが薄いDASHの面々も引きずられて、なかなか面白い演技となる。
最初からギャグに走っただけの「わたしはだぁれ」よりよっぽどよくできている回だと思うなぁ。(個人的に、マックスといえどウルトラマンにギャグをやらせるのはキライなので。)
あ、今回のミズキたん大活躍もわりとよかった。まるでスター・ウォーズエピ1のアナキンのよう…。マックスのラスボスはミズキたんということでどうよ?
そして、来週は初代ウルトラマンウルトラセブンで大競演。ウルトラじじいズの明日はどっちだ?