コープスブライド

公式 http://wwws.warnerbros.co.jp/corpsebride/
先日見に行ったまま、感想を書いていなかったので。
悪かないけど、「ナイトメアビフォアクリスマス」に心を囚われた人間には向かない、かな…。同じスタッフが作ったといっても、やはり「奇跡」はそう起きるもんじゃないなぁ…。
映像自体の出来もいいし、物語の語り口も確かに上手いんだけど、ついつい「ナイトメア〜」と比較してしまう。結論のほうも、二つの違う世界は決して一つの世界に混じることはできない…だから同じ。
せっかくのジョニー・デップなんだから、もうちょっと個性の強い役回りを与えたほうが…。気弱げな青年だったら、いくらでも別の声優さんよさそう。
それにしても、コープスブライドが幽霊につきものの執念も怨恨も持っていない、すべてを赦してしまうってところが、いかにもティム・バートン好み、というか…。
ということで、極私的に狂騒のチョコレート工場に軍配をあげるなぁ。もちろん、ウンパルンパコミで、だけど。

ところで、私は最初コレをCG作品だとばかり思いこんでいて、この素晴らしい質感をどうやって作ったんだろう、とそればっかりが気になった。なんということもなく、人形ストップモーションでした。質感ばかりは、敵わない…ってことか。