ウルトラマンマックス 地上壊滅の序曲

最終話に向かって、クライマックスへ。地底人からの攻撃を目の前に、どちらの文明にも与することのできないウルトラマンは、さっさとトンズラする気のよう。
地球上に人類と別の文明があったとして、そして人類の経済活動が別の文明に迷惑をおよぼしているとして、はてさて、どうしましょう。
そういった答えが出ない、出たとしても非常に後味の悪い話に持っていくのはなあ…。
マックスの色調としてハッピーエンドは必須なわけでだから、どう考えてもおざなりな解決で、よかったよかったとしてしまうのが目に見えている。
マックスは最後まで、「環境問題」「自然の復讐」を基調テーマとしてもっていくつもりなんだろうけれど。それに対するソリューションを持っていないことが見え見えで…。まあ、これも古いウルトラへのオマージュと言われてしまえば、一言もないわけだが…。
「われわれの勝利だ!地底もわれわれ人間のものだ! われわれの地底開発を邪魔する者は二度と現れないだろう!」って終わる…わけないよね?