ザ・ホワイトハウス

今のところ、第4話まで視聴。
原題は West Wing。ということは大統領補佐官たちは、西翼にいるってことですね。

ザ・ホワイトハウス ― ファースト・シーズン コレクターズ ボックスザ・ホワイトハウス ― ファースト・シーズン コレクターズ ボックス
マーティン・シーン ロブ・ロウ アリソン・ジャニー

ワーナー・ホーム・ビデオ 2005-07-29
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とにかく、会話の上手さ、と、脚本の練り込みの良さ。さすがエミー賞連続受賞の良質ドラマ。もちろん、曲者の大統領を演じるマーチン・シーンを初めとする実力派ばかりを揃えた演技陣の貢献も大きい。
ERの評判は聞いていても、医療ものは平静に見る自信がないので。政治劇のこっちなら大丈夫。
それにしても、東海岸の喋りだから仕方がないのだが、滅茶苦茶に早い。会話と会話の積み重ねでドラマを創っているようなのもので。日本語字幕を表示させていても、字幕が不十分ということもあって、内容やニュアンスがとれなくなることすらあるのだから、困りもの。もうすこしヒアリングを鍛えねば。
スタートレックだと歯切れのいい軍隊用語なので、聞き取りが簡単なんだけどなあ。)
私のお気に入りは、テキサンの主席補佐官レオ(ジョン・スペンサー)と報道官のCJ(アリソン・ジュネイ)。
それにしても、このドラマの主眼は、世界に冠たる軍事力を持つ国を支配する人間の無力さ、というところか…。権限だけならものすごくあるのに、いざその権限を使おうとすれば、次の選挙を気にし、外交に神経を使い、「知に働けば角が立つ。情にさおさせば流される。意地を通せば窮屈だ。」と、一般の庶民以上に難しい問題に直面することになる。
「君のお陰で大統領になれた。だから時々君をぶんなぐりたくなる。」になるわけですな。