がんばれティーダくん

うちの愛車のティーダ。傍若無人にもうちを乗っ取ったたれぱんだたちと接触したせいか、何故か自我に目覚めたらしい。目覚めたAIは人類に叛乱を起こすのが相場なのだが…。ご主人様たる配偶者の身体を乗っ取って、いいたい放題である。
「近頃全然洗車をしてくれないでし。いつも埃まみれでイヤでし。」
いや、もう少し季節がよくなったらね。
「だって、3月には暖かくなったらって言っていたでし。」
あの、その…。
「近頃、毎日走っているから、たまにはお休みがほしいでし。」
ホントの名前はティーダじゃなくて怠惰じゃないのか?
いやー日産も、えらく進化したクルマを創ったもんである。それはそうと、かくも進化したAIが自動運転をしてくれない理由は、彼が運転免許を取っていないためである。
「道交法というものを知らないでしか?」
さて、彼は2005年納車なので、まだ自分のことを「新車」だと思いこんでいる。1年が過ぎればもう新車じゃないってば。
「10万キロ走行するまでは新車でし。」
さあ、10万キロまであともう少し。カウントダウンははじまっているぞ、ティーダ