ウルトラマンメビウス 故郷のない男

光線技の効かないリフレクト星人に破れるメビウス。落ち込むミライの前に現れたのがかつてのウルトラマンレオ。怪獣に破れても破れても特訓によって鍛え直すことで勝ってきたレオは、そんなミライを叱咤する。故郷を失い、第二の故郷地球をもっとも大事なものとするレオに、メビウスは地球を任せてもらえるのか…?
ということで、ウルトラマンレオ登場。まだまだ変身能力もあるので、そこでつったっとらんで、毎週メビウスといっしょに戦えばいいじゃーん!というツッコミはなしなのか?映画の4兄弟の危機にも、駆けつけなかったクセに。まあ、最終的にメビウスとの共闘は果たすわけだが、そのまま帰っちゃうんだよね…。故郷がないのなら、居残ってりゃいいようなものなんだが。正直あのヘタレのミライおよびGUTSの面々に地球の防衛任していいのか?
いきなり70年代風の「根性論」を振りかざすのはいいけれど、結局甘ったるい仲間たちとのやりとりで、なんとな〜く必殺技を開発するメビウスに、萎え〜。
こういった過去のウルトラマンの客演は諸刃の剣。レオに思い入れのある世代は、本当にこれでいいんだろうか?