ダイヤモンド・イン・パラダイス

ダイヤモンド・イン・パラダイスダイヤモンド・イン・パラダイス
ピアース・ブロスナン ブレット・ラトナー サルマ・ハエック

アミューズソフトエンタテインメント 2006-07-07
売り上げランキング : 22511

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
バハマの美しい風景をバックに、ナポレオンの秘宝のダイヤモンドを巡っての騙し騙されという古き佳き時代の香りすらするピカレスクロマン。
…でもなあ、主人公の泥棒がピアース・ブロスナンなんだよね。。私は決してこの男優さんが嫌いじゃないんだけど、こういった役はホントに似合わない。彼の場合、あの端正な二枚目顔を裏切る役じゃないと映えないんですな。
ということで、華のほうは思いっきりサルマ・ハエックに攫われてしまう。いやーラテン女が一端ドメスティックに変わると、その情熱がすべて家庭に注がれるわけで。そりゃ、大変でしょう、と、思わせる。
で、泥棒であることのスリルを忘れられない主人公は彼女に隠れて「仕事」を続けるわけで。仕事人間が情熱的な妻に隠れて会社に連絡を取るのと似たようなもんか…。なんだか、こうスケールがでかいのか、家庭的な話なのか、ちっともわからない展開に。
肩のこらないアクションものとして割り切って見るには悪くないけどね。まずはそれだけ、という映画。
それよりも、バハマのような南の島で、カクテル片手にのんびりしたいよね。そんな生活ならダイヤモンドなんかいらないけどなぁ…。