仮面ライダー電王 ツキすぎ、ノリすぎ、変わりすぎ

公式サイトよりhttp://www.toei.co.jp/tv/den-o/index.asp?action=list
そして迎えた、8月4日。
牙王のめぐらせた陰謀にまんまとハメられ、デンライナーはハイジャックされ、良太郎は九死に一生の大冒険をした。それを救ったのは、侑斗が時を超えて集めて回った、良太郎たちの活躍だった。
……だが。
それは、イマジンと契約者との契約という、デリケートな関係に抵触する行為。
ウラタロスたちが――消える?!

劇場版での大技を封印するために、あえてウラタロスたちの危機を描き、それでもって新フォームまで紹介しちゃうというアクロバットな脚本。いやーお疲れ様です。それにしても上手い。
ここまでの展開で、なんのかんのいいながらタロウズたちイマジンに愛着を持ってしまっていることを気付かされる良太郎。どんなに酷い目にあっても、彼らが既に仲間であり一部になってしまっている。それはブラウン館の向こう側で見ているほうも同じ。
それほど彼らの生き生きとしたキャラっぷりに魅了されてんでしょうな。
イマジンによって自分の生きていた時代を消され、彼らを心から恨んでいたハナもまた同じ悲しみを共有する。でも素直になれず、ひとりで泣くしかすべがない…。そこんところを言葉で説明しないところがまたよいです。
悪態をつきつつ、八つ当たり気味に、敵イマジンに向かっていくモモタロス。これまた泣かせるねぃ。
まあ、どうやって3イマジンたちが復活するかってところをすっ飛ばして、インパクトだけはたっぷりの新フォーム紹介の勢いで誤魔化されたような気はするけど。まあ、それはそれ、かな。
4イマジンの動きの特徴を少しづつトレースしつつ、それが彼らの合体であることを示す高岩さんの「神の技」を堪能したので、よしとします。