仮面ライダー電王 タイムトラブラー・コハナ

公式サイトよりhttp://www.toei.co.jp/tv/den-o/index.asp?action=list
デンライナーが走る、時のはざまに、突如発生した新たなる路線。
未来への希望か? それとも……。時の運行を揺るがす異変が、始まりつつあった。
一方、街をさまよい歩いてピアノを探しては、見事な演奏で引きこなして回るふしぎな男。
彼がイマジンと契約したことから事件は始まる。
契約者を追う良太郎と、最後のカードを使い果たし、ゼロノスに変身できなくなった侑斗。
だが、ふたりの前に現れたハナの姿は――

各所でピアノを弾いて回っている謎の男。契約者となった彼が望むものとは…?
一方、突然少女の姿に戻ってしまったハナ。
イメージとして、ピアノを弾き回る男というアイデアってのは秀逸。なんとなくブラッドベリな雰囲気。いや、あくまでなんとなくなんだけど。黒いカーニバルっぽい話ではないだろか。
さて、そういうSFファンタジーなイメージと、突如あらわれたコハナちゃんの話は、全然絡まなくて、どうしても散漫な印象に。
もちろん、主演女優が健康を壊したためという拠ん所ない事情のためとは承知しているし、それをなんとかしようという苦肉の策だから仕方ないんだけどね。
突如、出来上がってしまったキャラを再現しなければならない子役さん松元環季は、ものすご[]く一生懸命にやっているし、ポテンシャルも高い。でもそれだけに、なんとなく痛々しさを感じてしまう。大変なんだろうなぁ…。