仮面ライダー電王 時の間(はざま)のピアニスト

公式サイトよりhttp://www.toei.co.jp/tv/den-o/index.asp?action=list
「ピアノがほしい」
と、クラーケンイマジンに望んだという、件のピアニスト。
だが、イマジンがピアノをもたらしても、記憶の扉は開かれなかった。彼の本当の望みとは……? そして、頑なに閉ざしつづける彼の記憶の向こうにあるものは?
良太郎×ウラタロスの捜査が始まる。
しだいに暴かれていく、桜井侑斗との意外な共通点。“時間”と“記憶”との関係に迫ったとき、良太郎は――

誰からも記憶してもらえることなく、世界に背を向けたピアニスト。唯一彼を覚えているかもしれない人間は、昏睡状態のまま…。
だから、イマジンを倒しても、そのときの彼を誰も覚えていないから、彼だけが世界に再生をすることはない。
電王世界での「時間」と「記憶」との関係。映画で、誰かが記憶しているから、たとえ一度は破壊された時間でも、蘇る。そういった設定のキーとなる回だとは思う。そして、そのキーは、もうひとり忘れ去られる男「桜井侑斗」の物語に繋がっていく。
でもなぁ、もうひとつ踏み込みが足りないような気がするんだけどなぁ。設定を追うことだけに忙しくて、何故ピアニストが忘れられていくのか、というところが明らかにならないので、いささかもどかしい。
大事な話なので、これからに期待ってところなんだけどねー。

久しぶりの活躍のU良太郎。それはいいんだけど、佐藤健が痩せすぎていて、痛々しいぞ。その痩せ方ではU良太郎の嫌味なほどの自信たっぷりさがでないじゃん。一年間を主役で支えるのはすごく大変だとは思うんだけど、それにしてものやつれっぷり。主役がぶっ倒れたら、それこの物語の「時間」は消滅してしまうので…。非常に心配。