RV

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ハワイ休暇が仕事のせいでフイになったお父さんが、楽しみにしている家族へそのことを告げられず、仕事と休暇の両立をたくらんでコロラドをレンタルのRV（ベットやキッチンつきのキャンピングカー）での旅行へと連れて行く、というお話。全編、ばかばかしさの極みのドタバタのシチュエーションコメディ。
デンバーの劇場で初見。字幕なし版を見たので、細かいギャグが追えなかったので、今回スターチャンネルで再見。
まあ、字幕がなくても、いつものロビン･ウィリアムスのいつものコメディ映画なので、感想にほとんど変化なし。それなりに笑えて、それなりにジンとするファミリーバリューのお話。RVでの旅行って楽しそうだ。
劇場で見た時の簡単な感想はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/ariahisaeda/20060512
興味深かったのはアマゾンでの感想。アメリカではさんざんな興行成績だったみたいなんだけど、DVDが発売された日本では結構高評価なんだよね。仕事と家庭の板挟みって話はアメリカ人よりは絶対に日本人のほうが身につまされる話だからなんだろうなぁ。（いや、アメリカ人だってそりゃ板挟みなんだけどさ。）家族とのディスコミュニケーションは日本のほうが激しそうだしね。
会社への書類を送信しようとして高いところに登り、なかなかつながらない携帯をさらに空に向けて必死に差しのばして…。なんとか電波を届かせようとするロビンの努力を笑えないお父さんはたくさんいそうだ。
「未知との遭遇」のアノ音楽をクラクションに仕込んで、どこまでも追ってくるもう一つの変な家族は…、やっぱ迷惑っぽいので、私でも逃げると思います。あれは多分「激突」のパロディでもあるんでしょな。