仮面ライダー電王 甦る空白の一日・今明かす愛と理(ことわり)

公式サイトよりhttp://www.toei.co.jp/tv/den-o/index.asp?action=list
良太郎のもとに届けられる、第3の懐中時計。
しかも、送り主は良太郎自身――。
何かが抜け落ちている? オーナーの指摘が、まざまざと現実として突きつけられつつあった。
イマジンの事件で現れたチケットは「2007年1月10日」。
それは“桜井さん”が失踪した当日。
「野上、行くな!」
その日。良太郎と侑斗が見たものは――

公式サイトよりhttp://www.toei.co.jp/tv/den-o/index.asp?action=list
2007年1月10日。
その日、起こった大破壊。桜井=ゼロノスの防戦むなしく、世界は空虚な砂漠と化し、時はイマジンの未来とつながった――
――もちろん、そんな過去は存在しない。
2007年12月現在、街は何事もなくクリスマスムードでにぎやかさを増していく。
何が抜け落ちているのか?懐中時計をめぐる矛盾に気づきはじめる良太郎。
そして、隠されていた真実を悟るカイ。
「未来は、きっと……」
記憶を失う前の愛理は、何を知っていた?
ふたたび1月10日へ向かった良太郎と侑斗は――

謎解きクライマックス!ってことで、2週分でひとつの話しなので、もうまとめて感想書いちゃいます。
結構複雑なので、まとめてみると、こういうコトかな?
一度はカイたちによって崩壊した世界。それをもう一度再生したのは特異点の良太郎。そしてその現状の世界を支えている存在は愛理。(何故、愛理が支えているのか?というところはなぞ。彼女の記憶を代償にして、世界が再生された?)
彼女をカイの魔手から守るためにアダルト桜井侑斗は自らを囮とするために時の狭間に飛んだ、と。

ここで問題になるのはやはりヤング桜井侑斗の存在。過去の自分にいろいろと託したってところなんだろうけど。さて、それによって歴史は改変されないのか?記憶を共有することがないこの2つの自我の存在はどうなるんでしょ。
タイムパラドックスだよなぁ。

デンライナーに初めて乗った愛理ねえさんは確かに美しかった。憂いを帯びた儚げな様子は、も、演技を越えてそのビジュアルだけで、世界を支える悲恋の美女の風情。いいですなぁ。
侑斗から花を貰って、幽かに笑う艶やかさ。
女優さんに必要なのは演技力と同時にこのビジュアルだけで人を沈黙させる物語性なんだろうなと思う次第。

それはいいんですが、あまりにもはかなく散った私の(←いつからおまえのに)ライオンイマジン。最強イマジンの最期にしてはあまりにもあっけなくない?お気に入りだっただけに、私は悲しいよ。ホント。ライオンイマジンカムバーック。
って、なんかぞろぞろと雲霞のごとく戦闘員イマジンが…。こりゃもう平成ライダー名物ってもいいのかも。最後のほうは予算が足りなくなるから、という大人の事情すか?ま、これはこれで数で当たってくる相手に、立ち向かうヒーローという王道の燃えなんでアリはアリなんだが…。
でも来週はキンタロスの最期かよ!これからひとりづつタロウズが犠牲になっていくというこれまた王道すぎるほどの東映路線?つられてたまるか、なんだけど、つられちゃうんだろうなぁー。うー。