鋼の錬金術師 強欲の理論

飲み込んだ「賢者の石」の数が、ホムンクルスの「生命」の回数らしい。製作者の骨を前にすれば無力となるし。なんとも殺伐とした、ホムンクルスの非情の宿命。
それにしても、こんなに簡単に「強欲」(グリード)が退場。いいキャラなのに、勿体ないなあ。
殺しても殺しても生き返ると思っていたからこその思いっきりの攻撃に、あっさりと沈む相手に愕然とするエド、というのは非常に「らしい」展開だ。蹴って本当に動けないかどうかを確認するという、いささか乱暴なシーンも、まだ相手が「不死身」と信じているという表現。
會川脚本じゃなくても鬱展開まっしぐら。