仮面ライダー響鬼 第二回

童子のかたわれは倒したが、人を襲うのはツチグモ。響鬼はツチグモ退治に山へ。

まだまだ始まらない物語。とりあえず響鬼ってこんなヤツです、という紹介ですな。火を噴き、清めの太鼓を叩き込み、自然の力を借りたライダーってことで、石森御大がご存命ならこういう仮面ライダーを描きそうな気がして仕方がない。石森絵の「響鬼」が、なんとなく想像できる。ペーパードライバーだとか、敵の怪人みたいな攻撃とか、そういう無茶は大好きなお人だったように思われるので。
だが、正統派石森ヒーローとしては欠かせない「背負っているもの」がまだまだ見えない。もちろん、その描写はこれからということでしょう(期待込み)
いままでのライダーのほとんどが突然巻き込まれ型であるのに対して、響鬼はすでに歴戦の猛者。ということは、余計背負ってるモンが重い可能性も。もしかしたら見かけの年齢よりずっと年を経てるのかもしれないし。
まあ、とにかく今回は家背負ったツチグモのほうがよかったけれど…。このレベルのCGはこれっきりの可能性があるので。(龍騎の時の蜘蛛とか、ファイズの馬くんの騎馬形態とかね。)
とはいえ、夜に見たNHK大河の「京の五条の橋の上の腰砕け」に比べれば、響鬼のほうがずっといいぞ。