たれ・ぽったーと賢者の石、イギリス旅行記その6

オックスフォードを回れるのも今日が最後。ということで、午前中はひとりでアッシュモーレイ博物館へ。大学が持つ博物館としては世界最大とか。大英博物館を小型化したような、実に充実した博物館でした。2時間くらいで全部回れるのも見やすい。企画展で「日本の四季」とやらをやっていて、春信や歌麿やなど貴重な浮世絵がたくさん。なかなか素晴らしいコレクションでした。中を一通り巡ってから、喉が渇いたので、オックスフォードではじめてカフェに。といっても、紅茶を頂いただけだけど。素朴で簡素なカフェだったし、ティーバックの紅茶だけど、雰囲気がとてもよくて美味しかったです。
午後からは講演を終えた配偶者と、最後の散歩。教会のてっぺんにはひとりで上って貰ったけれど。やはり足が痛くなったとか。
ビタミンB12X線構造解析で有名なドロシー・ホジキン(1966年ノーベル化学賞受賞)がオックスフォードにいたことがあるとかで、その研究室が保存されているということで見に行く。ホジキンはB12ばかりではなくペニシリンインシュリンの構造解析も行った人。科学歴史博物館では、ペニシリンの構造解析のガラスを重ねたモデルが置いてあった。