ローマ史関連いろいろ
塩野センセは面白いけれど、あまりにもドラマチックな展開なので、リファレンスを漁ってみる。
まずは日本語の本で面白げな分を…。
ローマ五賢帝―「輝ける世紀」の虚像と実像 南川 高志 講談社 1998-01 売り上げランキング : 87257 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
塩野版との比較には無難かもしれない。アントニウス・ピウスの項目が胸を打つ。
ローマ帝国衰亡史〈1〉五賢帝時代とローマ帝国衰亡の兆し エドワード ギボン Edward Gibbon 中野 好夫 筑摩書房 1995-12 売り上げランキング : 92959 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
注にもあるように、ギボンによる誤認もかなりあるようで。偏った見方である様子。それにしても蛮族の描写は時代性とはいえかなり惨い。ゲルマニアに美人はいなかったって、そんな見てきたようなことを(笑)