ウルトラマンメビウス 約束の炎

久しぶりにメビウスの感想を書いてみる。少しは盛り上がっているので。うーん、近頃はなんだか乗れなくて、感想を書くのもおざなりになっていたんだけど。(おまけに先週は時間移動で見損ねたし。(^^;;
まあ、仮面ライダーのほうは視聴すら適当になっているので、それに比べりゃまだましかな。
ウルトラの父より帰還命令がでたメビウス。だが強敵インペライザーを前に、帰還することもできず。ウルトラマンタロウが助っ人として来ているが、彼ひとりではインペライザーを倒すことは到底できそうにもない。どうするメビウス?って私好みの燃える展開なのは確かなんだけど。
一体何故帰還命令が出たのか?なんで教官タロウが助っ人にきたのか?そこのところが将来の謎として棚上げされているので、イマイチ奥歯にものが挟まったような気分。光の国で修行すればもっと強くなるから、来るべき新たなる脅威に備えて、一度帰ってこいってことみたいなんだけど、見ている感じとしてはダメダメ末っ子メビウスへの過保護なんじゃないかと思ってしまう。
大技ウルトラダイナマイトを繰り出してもインペライザーを倒せないタロウ。それをみんなの応援だけで、さくっと倒してしまうメビウスに、タロウの立場は?と、ついついタロウが哀れに。そこは二人の協力で倒すとか、もひとつおまけにGUYS連中のサポートも含めてみんなで倒すとか、そういう展開に持っていってくれないとなぁ。それに相変わらずGUYSは応援団の役しかしてませんな。
先週はリュウに正体ばらしをやっていたけれど、今回は全員にメビウスであることを告げて変身するミライ。このまま帰還せずに地球に残るらしいので、ウルトラ史上初めての、ウルトラマンが公に参加している隊になるわけだね。斬新だけど、危機感をどう演出すんのかがちょっと問題かもしれない。
で、ウルトラの父の帰還命令を無視して地球に残るメビウスなんだけど、なんだか私としてはモヤモヤとして納得いかない。
今回面白かったのが、ウルトラマンが地球を守る理由が明かになるところかも。ミライによればウルトラマンは人間と良く似た生物の進化した(?)姿のようで。地球に過去の自分たちの星を重ねていて、大事に思っているということらしい。おお、「地球幼年期の終わり」なのか。ウルトラマンは幼年期の人類を進化に導こうとするオーバーロードだったのね。