京都 清水寺展

中洲川端に行ったついでに、奥の院御本尊御開帳記念 京都 清水寺展に行ってきました。
http://faam.city.fukuoka.jp/cgi-bin/exhibition/exhibition.cgi?eid=10248
京都の清水寺は何度か訪ねたことはあるけれど、こんなにいい仏さんを持っていたっけ、と思うほど、なかなかいい仏像がきていました。
特に、奥の院のご本尊、地蔵菩薩毘沙門天 などなど、なかなか見られない仏像もあって拾いもん。
また28部衆もおさえたライティングのおかげで、水晶の目がきらりと光り、凄惨といってもいいような凄みを帯びて素晴らしい。。
…………。
そこまでは、なかなか感心したんだけどねぇ。
…………。
今回の展覧会の目玉(?)などという、「プラチナの茶室」とやらを見てがっくり脱力。ペカペカのプラチナ(?)を全面的に貼った茶室は、とてもじゃないがアルミ製にしか見えない。高価な材料使えばいいってもんじゃないし、その使い方次第では本当に悪趣味で品のないものになる。
金の茶室を造った秀吉や家康にちなんでるんだろうけれど、それはあの二人の悪趣味ぶりの露呈であって…。千利休が見たら烈火の如く怒るに違いない。プラチナのような稀少、有用金属をこんな悪趣味に使用するなど愚の骨頂!
http://www.enshuryu.com/rian.htm
怒りのあまり、アンケートにも実名入りで文句を書いてしまった。