仮面ライダー電王 鬼は外 僕はマジ

東映公式よりhttp://www.toei.co.jp/tv/den-o/index.asp
「ドロボーじゃねえ! 用心棒だ!」
とか言っても、結局はドロボーの手助けをしているモモタロス(赤鬼イマジン)。さすがの良太郎も許せず、モモタロスと縁を切ろうとする。
カメレオンイマジンは、「死ぬほどの金がほしい」という山越の望みを、着々とかなえていく。またしても過去にジャンプするイマジン。だが、モモタロスの力を借りずに戦う決意を固めた良太郎は……。そんな良太郎を、なすすべもなく見つめるモモタロスは……。

売れないミュージシャン山越役の波岡一喜の演技が冴える回。夢を失いすさみ卑屈になった男から、オーディションを忘れて少女に手をさしんのべるいいヤツ、イマジンに取り憑かれた情け容赦のない化け物まで、色取り取りの役をこなす。特に取り憑かれたときの演技は迫力もの。(ジャスティライザーの悪役や、深夜帯でやっていた「ライオン丸G」の獅子丸役のひとらしいので、当たり前なのかも。)実力派だなぁ。若いから先が楽しみな感じ。ま、どう考えても、それじゃ売れないだろ、という感じのストリートミュージシャンぶりは、もしかしたら素なのかもしれないけれど(^^;;いや、劇中設定からすれば、それで正しいわけですが…。
もちろん、良太郎とモモタロスの掛け合いも超楽しい。意地のはりあい合戦の挙げ句、負けて「ごめんなさ〜ぃぃぃぃ」変身のモモタロスにラブ。「俺の必殺技パート2’」に「同じジャン」とツッコム良太郎もいい味だしてますな。
再度の時間改変、さてさてどうなりますことやら。オーナーの口調からすれば、時間の運行には大きな影響を与えないとのことなので、この世界ではバタフライ効果はないらしいけど。(もしかしたら「時間」は少々の改変をされても、もとに戻る性質があって、結局総和では変化はおこらないという設定?どっかでそういったSF読んだコトがあるにゃ。)後に良太郎によって時間をほんの少し「まし」な方向に進ませることができた彼らが、最終局面で絡んでくるなんてコトがないかな、と楽しみにしているんですが…。
来週は早くも次のイマジン、浦島太郎(?)出現?。次々にイマジンに取り憑かれる「特異点」良太郎の明日はどっちだ?