ウィーンだよりメモ その5

ariahisaeda2007-07-19

今日も今日とて。美術館めぐりへゴー。まあ、入るたびに結構な額を取られるのは、なんだか京都を思い出します。
リヒテンシュタイン博物館に行こうと思い、またまた路面電車に。ドイツ語のアナウンスが聞き取れないので、難易度高くて。おまけにいつものごとく間違った方向に乗ったらしく、行きたいところとは別の終点に。ふとみるとツアーで連れていかれたヴェルヴェデューレ宮があったりする。
実はヴェルヴェデューレ宮内部はオーストリアギャラリー。時間がなくて、ギャラリーにはつれていってもらってなくて残念だったんだよね。ここにも19世紀絵画が一杯。おまけにクリムト展やってる。神の配剤に感謝しつつ、開館まで待つことに。(かなり、方向音痴な神様ですけどね。)
クリムト、エゴンシーレ、ウィーン幻想派と呼ばれるひとたちの絵画。「ご飯三杯(略)」
クリムトは有名な「接吻」をはじめとして、意匠や単純な記号を使った絵で有名だけど、ピカソと同じく古典的な絵画でも確固とした実力を持っている。それが、日本などの美術の影響で、どんどん「省略」の世界にはまっていったように思えるんだよな。(美術史的にどうだったかは知らない。絵を見ているとそう思う。)(後で調べてみよう。)
最後にいきついたのが、「ベートーベンフリーズ」だったのかな。
午後、配偶者がフリーデイ。とはいえ、とにかく暑いし咳をしているので、近場だけ。カールス教会に。私は外の公園で待つ。(二度とリフトには乗りたくないから。)
夜、日が傾いてから、はじめてウィーンの街へ。目抜き通りは、思いっきりツーリスティック。けれど、そこから一筋離れると、私好みの19世紀の面影を残した小道があったりする。そこの老舗のレストランで、夕食を。
うちのホテルは冷房が入っているけれど、会議参加者の滞在ホテルのほとんどは、4つ星も含めて冷房が入ってないらしい。みんな悲鳴をあげているとか…。夏場の京都以上の猛暑だもの。