マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿-ハプルブルグ家の栄華-

友人とランチを食べた後、天神にでたついでに博物館にいき、「マリア・テレジアシェーンブルン宮殿展」へ。
http://museum.city.fukuoka.jp/jf/2006/fs_mariatheresia.htm
肖像画が割と画一的。マリア・テレジアとその一族が勢揃いした肖像画が見物かな。(マリア・テレジアの11歳の肖像画も確かにきれいに描かれている。)しかし、王族の肖像画ってのは、やっぱり何割かは美化して描いてるだろうなあ。あんまり酷いのを描いたら、首が危なそう。だから、どの肖像画も美しく端正で、実はあまり魅力がない。
ハプスブルグの祖ともいうべきマクシミリアン1世は、臨終の床とおぼしき状態の肖像画を描かせている。何をやりたかったのか…。中世の「最後の騎士」の胆力と言うべきなのか。